SAKURA English サクラ・イングリッシュ・スクール

【英単語の覚え方】1ヶ月で2850語をモノにする勉強法【英会話の9割をカバーする】

英単語 英語学習

「英単語がわからないから洋書が読めない」
「英単語がわからないからリスニングもできなかった」
「英単語、覚えたいけど覚えられない・・」

こんな悩みを聞くことがあります。
学生の時に一度は単語帳を使って、テスト前に学習した経験のある人も多いのでは?

覚えては忘れてしまう・・。
暗記といえばこの繰り返しです。
決して自分だけに限ったことではなく、覚えて忘れるのが人間の自然な状態なのです。

ここにドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスが独自の実験で見出したエビングハウスの忘却曲線というものがあります。

人間は覚えた20分後から忘れ始め、何もしなければ三日後には実に80%もの記憶を忘れてしまうのです。しかし、同じことを繰り返し復習をすることによって脳が「必要な記憶」だと認識し、定着をするのだといいます。

英単語を覚えるためには、繰り返しが必要。これを英単語を覚えるためにどれだけ効果的にできるのかをこの記事で解説します。

Step.1 日常英会話に必要な単語を知る

イギリスのOxford Dictionaryのデータによると次のような統計が出ています。

・現在使用されている単語 171,476語
・Oxford Dictionaryに記載されている単語 2,500,000語
・大学に通ったネイティブスピーカーの語彙数 25〜30,000語

こんな数の単語を覚えるのは容易ではありません。
しかしこのような統計も出ています。

実際はネイティブでも、日常的に使っている語彙数は3000程度で、日常的によく使われる3000語を知っていれば、全ての会話、雑誌などの文章の90%を理解できると言われています。

私たち日本人は実は中学、高校の英語ですでに3000語以上の英単語を学んでいるのを知っているでしょうか。
中学で習う単語数

高校卒業程度で約4,000語、2021年度からは小学校の英語が必修科目になったことで、さらに増える予定です。
日常英会話を話すなら高校までの英単語で十分なレベルではありますが、実際の日常生活で使う単語としてカバーされてないものがあるのも事実です。

英語の92%をカバーするNGSLとは何か?

英語圏の平均的な新聞、雑誌、テレビ番組、本、映画などで使われる単語のなんと92パーセントをカバーしている単語のリストが、NGSL(New General Service List)です。
まず1953年に発表されたGSLがあり、NGSLは大きく刷新した、2013年版の頻出語リストです。
2億7300万語のイギリス英語とアメリカ英語のコーパスと言われるデータをを分析して、2,850語の新しいリスト(NGSL)を作成しました。
こちらのサイトで無料で手に入れることができます。
>>日本語訳つきNGSL英単語リスト

このリストの英単語を駆使すれば、洋書を読むこともできるし、ネイティブと会話を楽しむこともできるようになるのです。
それでは、どうやってこの英単語を覚えるのかをこれから紹介します。

Step.2  どうすれば英単語を覚えることができるのかを理解する

さて、一番最初に書いた通り、「人は忘れてしまう」のが自然の流れです。
それは「エビングハウスの忘却曲線」でしっかりと証明されています。

それでも2850語の英単語を覚えるのなら、大事なのが「繰り返すこと・復習をすること」です。

こちらの二つ目のオレンジの線とグラフの緑の曲線がが示す通り、復習をすることで忘れるスピードが遅くなります。
そして最終的には脳が「必要なこと」だと認識し、長期記憶として忘れることがなくなります。

Step.3  実際に英単語を覚える方法を知る

それでは次に英単語を覚えるための方法とツールをご紹介します。

【英単語の覚え方・その1】Youtubeを使う

まずは耳と目を使って学習する方法としてYoutubeをご紹介します。
こちらはNGSLの英単語2850語の音声と日本語が網羅されています。
約30分で400語が目安です。

【英単語の覚え方・その2】単語帳を使う

古典的なやり方ではありますが、自前の単語帳を作って繰り返す方法です。
どこにでも手軽に持っていけること、空き時間で進めることができることなどメリットもたくさんあります。

NGSLリストをダウンロードして、自分で転記してみてはいかがでしょうか。

Step.4  英単語を覚えるための工夫

覚えた英単語をチェックする

覚えた単語をチェックしていきましょう。
覚えた単語は集中せずにチラッとみるだけで、次の単語に進みます。

通勤・通学の時間を利用する

Youtubeの動画や、Spotifyなら日本語訳の音声がついているので聞き流すことができます。
空き時間や寝る前の時間などを利用して、音声も併用しましょう。

Step.5 英単語を覚えるための毎日の学習パターン

2850語を毎日全て見るパターン

2850語を毎日繰り返すパターンです。
やり方としては下記の通りです。

・1語に対して、1-2秒程度くらいの時間
・スピード感を重視する
・単語を見ながら発音をする
・トータル1時間を目安にする

じっくり見るよりも、回数を重視するタイプの学習パターンです。
パッパッと次の単語に移動していくので、意味は代表的なものを一つだけ覚えます。
これを1ヶ月毎日繰り返すことで、単語を覚えます。

一日400語を目標に進め、7日で一周するパターン

毎日新しい単語400語を目安に進めます。前日の復習をスピーディに行います。

二日目(前日の復習)→(新しい単語)
三日目(前々日の復習)→(新しい単語)
四日目(前日の復習)→(新しい単語)

このように復習をうまく盛り込むことで記憶の定着をはかります。
1ヶ月で4-5周するイメージです。

Step.6 【英単語の覚え方・番外編】効果のない方法を知る

【効果が上がらない英単語の覚え方・その1】何度も書き取りをする

学生時代にやったおなじみの書き取り。何度も何度も書き込むのは、なんとなく効果がありそうですよね。
でも英単語を記憶するためには実はそれほど必要ではないのです。
英単語をしっかり記憶するには、とにかく何度も目にする、繰り返すことが大事なポイント。
なんとなくやった気になるだけの書き取りは英単語を覚えるためには必要はありません。

【効果が上がらない英単語の覚え方・その2】例文を一緒に覚えようとする

英単語を覚えるために例文まで一緒に暗記しようとしていると、まず時間がかかります。
そして例文をそのまま覚えるのはかなり難しいのです。
なぜなら冠詞や前置詞を含めた例文を、見たまま聞いたまま覚えようとすると、なかなか覚えられないからです。
使用頻度の高いよく使う言い回しは、そのまま暗記するのは確かに得策ですが、英単語を覚える時にはやる必要はありません!

【効果が上がらない英単語の覚え方・その3】一日に学習する単語がすくない

2850語を1ヶ月で覚えるのなら、一日に最低1時間以上は学習する必要があります。
もちろん長い時間をかけて覚えるつもりなら学習時間が短くても、取り組む単語数が少なくてもも構わないのですが、長丁場になると飽きてしまう可能性があります。
語学学習の中でも英単語を覚える作業は地味でつまらない部類に入ります。
こういったことは時間を区切って短期で乗り切った方が、後々楽になります。

Step.7 1ヶ月後にするべきこと・英単語を実戦で使う

さて1ヶ月かけて覚えた2850語の英単語。
これで洋書もネイティブの会話も90%は理解できるベースができました。
ここからはリスニング、スピーキング、リーディングをそれぞれにのばしていくことが必要になってきます。

リスニング

ネイティブの英語を聞き取るためにひつようなことは、正しい発音を理解することです。
正しい発音を聴き、発音しできるようになるまで繰り返す。
これを繰り返すことでネイティブの英語が聞き取れるようになります。

ネイティブの文章を聞き取る訓練ということでオススメなのは、シャドウイングとディクテーションです。
シャドウイングとは、ネイティブが話している英語にオーバーラップするように真似をしてついて行く訓練です。

影(シャドウ)のように追いかけることから「シャドウイング」という名前がついています。

ディクテーションとは、ネイティブが話した英語を書き留めていく訓練です。
オススメの英語学習アプリ・スタディサプリでもしっかりディクテーションができます。
また、実際のネイティブの会話はリエゾンなどによって、単語がくっついて発音されていることが多いものです。
ディクテーションはそういった実際の会話を聞き取るための訓練です。


NGSLの2850語がベースにあり、シャドウイング&ディクテーションをする。
この流れで、リスニングはぐっと上達することができます。

スピーキング

正しい発音を頭で理解したら、今度は文章を作って自分で話してみましょう。
オススメの方法は独り言やオンライン英会話です。

独り言英語のやり方はこちらのKINDLEでどうぞ。

オンライン英会話とは、スカイプやアプリを使用して自宅で海外に住む外国人講師と英会話のレッスンをするシステムのことです。
オフラインの英会話スクールの半分以下で、外国人講師から英語が学べるということで近年急速に普及してきました。

よくある質問:オンライン英会話ってどうなの?

最近は「stay home、keep safe」だったこともあり、さらに海外渡航自粛もあってオンライン英会話スクールは増えています。結論としてオンライン英会話はスピーキングを磨く「最強のツール」だと思います。(今の時点で)

別にオンライン英会話をやらなくても、スピーキングを磨くことはできるのですが、語学というのは話す人と話すことがあるから、必要なものです。ですからいずれ、どこかの時点で英語で会話をする必要がでてきます。
オンライン英会話のメリットは何より、自宅にいながら安い費用で外国人と話せることでしょう。いきなり外国人とのレッスンが不安な方は「日本人講師」からのレッスンんもオススメです。数ヶ月日本人とレッスンし、その後外国人とレッスンするのも良いと思います。

なお、おすすめスクールはCMでおなじみのDMM英会話と無制限のレッスンが売りのネイティブキャンプです。この2社のどちらかで始めるのがおすすめです。(どちらにも日本人講師が在籍しています。)
迷ってしまう方は両社を比べたこちらの記事を参考にしてください。


両社ともトライアルは無料でできますので、まずはお試しでやってみるのがいいと思います。
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DMM英会話とネイティブキャンプの価格

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まとめ

今回の記事では1ヶ月で英語の90%をカバーするNGSLの英単語を覚えるための方法について紹介しました。
地味な部分ではありますが、NGSLの英単語は間違いなく知っておく必要のある大事なベースの単語です。
この記事で紹介した方法やチャンネルを参考にして、是非スピーディにマスターしてください。