日常で使う「I mean~」の表現3つ【ネイティブなら何て言う?】
映画でよく聞くあのフレーズ。
独身で自分だけの時間がたくさんあった頃、映画をたくさん見ていました。
その頃も今同様に英語は得意ではありませんでしたが、たまに聞き取れることもあって、そんな時は嬉しかったですね。
この間家族で一緒に映画を見ました。
練習のためにと音声は英語、日本語字幕での鑑賞です。
子供向けのお話なので、大体お話も知っているものだし、アニメなので英語だけでもストーリーはつかめます。
そこで観終わってケンから早速質問がでました。
ケン「お母さん、I mean ..ってよくいってたね。」
母「そうだった?例えばどんなとこで?」
ケン「女の子のお父さんと女の子が言い合いみたいなのしてる時に『I mean it!』っていってたし。
他の時もいってた」
母「そ、そうかあ。ちょっと調べておくよ。meanは『意味する』って辞書にはあるけど、そういう感じじゃなさそうよねー」
夜にもう一度一時停止などしながらみて、日本語でどんな感じになるのかを調べてみました。
「本気だぞ!」という意味の「I mean it!」
I mean it.
(本気ですよ)
これはそのまま使えるフレーズになります。
一文で「本気だよ」や「本当にそう思っているよ」という意味になります。
I think you did a really good job. I mean it.
(私はあなたが良い仕事をしたと思ってるよ。本当に)
最後に「I mean it.」と付け加えることで、「心を込めて言っている」というニュアンスが伝わります。
また、逆の用途でも使うことができます。
I said stop it! I mean it!
(やめてって言ってるでしょ!本気だからね!)
この場合は最初に言った言葉を強調しています。
このように、強調するためにも、よく使われるフレーズです。
このような使い方もできます。
I will finish my work within today. I mean it!
(今日中に仕事を終わらせるよ。本当に!)
このように「信じてないかもしれないけど、本気だからね」という気持ちを強調する為にも使えます。
- 心を込めて伝えているニュアンス。
- 信じてもらえなくても、本気だと強調しているニュアンス。
一番使いやすいのはこの状況の「I mean」
日本語だと「それというのも」にあたる使い方です。
英語の場合、大事なことは話や文の最初に持って来る、ということが多いです。
その時に次の文章との橋渡し役として、「I mean 」を使います。
I don’t think it will work. I mean, this projet has no good belief.
(うまくいくとは思えないな。それというのも、このプロジェクトには信念がないじゃないか)
「うまくいくとは思えない」という結論と「信念がない」という説明の橋渡しとして使用しています。
これが一番スタンダードな使い方であり、覚えやすい状況です。
I can’t do that! I mean, it’s a little bit too much for me.
(私には出来ないよ!と言うか、ちょっと私には荷が重過ぎるよ)
少し表現が強すぎたかな?と思った場合など、ちょっとフォローを入れるイメージです。
- 1.結論を言う。
- 2.i mean のあとにちょっとフォローを入れる。
言い間違えをしてしまった!そんな時の「I mean」
I was visiting my grandmother yesterday, I mean, my grandfather.
(昨日、おばあちゃんのところに行ってたんだけどね、あ、違う違う。おじいちゃん)
というようなニュアンスになります。
I set up a meeting with him on next week. I mean, on Monday.
(彼とは来週にミーティングを設定したよ。うーんと、月曜だ。)
このように、話を進めている途中に細かい情報がぱっと思い出せない時、「I mean」をはさんで後から付け加えることができます。
たくさんの使い方ができそう!
「I mean」よく聞くフレーズだとは思っていましたが、とっても便利そうです。
ケンにも教えたのでさっそく次のオンライン英会話のレッスンで使ってくれるといいな。
実はネイティブは「How are you?」には「I’m fine」と答えません。
↓詳しい解説はこちらの記事でどうぞ。
>>「How are you?」にネイティブは答えない理由【ネイティブなら何て言う?】